ホノルルマラソン32キロ
ホノルルマラソン、32キロ地点での精神状態
ようやくホノルルマラソンの32キロ地点まで来た。 ところどころ足を引きずりながら、何とか残り10キロをきった。 ホノルルマラソンは最後のハイウェイの坂道がもう地獄だった。 ホノルルマラソンが終わった後も、このハイウェイの 坂道を車で通るたび、イヤ~な思い出が頭の中によみがえるくらい。 とにかく走っても走っても、この道路は永遠に 続くんかいぃっ!!って、ツッコミまくっていた。 ホノルルマラソンの途中、あまりの足の痛さに 途中で氷の上に座り、足裏に指圧をした。 ハイキング帰りのおばさんみたいであるが、仕方ない。 指圧して大分楽になったが、しばらくするとまた激痛が。 これでは焼け石に水状態でとても走れない。 靴下を脱ぐと左足の薬指のマメは完全につぶれている。 靴下を新品にしてきたのも、ここでこういう事態を招いて しまった原因になってしまった。 水をガブ飲みしたせいか、脇腹も痛くなってきた。 何でホノルルマラソンなんかに参加してしまったんだ・・・。 また不意に、後悔の念が頭を駆け巡る。 30分ほど氷の上に座って悪魔の囁きと戦う。 “もういいんじゃないの?お前はよくやったよ・・・。” 歩くだけでも激痛で、ホンマにやめたろかと思ってしまっていた。 このときがホノルルマラソンの最大の分岐点だった。
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